ハンディ掃除機 ダイソンDC34の修理

ダイソンのDC34というハンディ掃除機を5年ほど前から使っています。その前に使っていたDC10と違い、リチウムイオン電池やブラシレスモータの採用で稼働時間も長く、電池がダメになることもなく長いこと愛用してきたのですが、突然スイッチがおかしくなりました。スイッチを押しても動かなかったり、動いたら動いたで止まらないといった症状。

ということで、分解してみました。

この分解が大変で、持ち手の裏のネジ(特殊ねじ)を外すまではいいのですが、裏ぶたのツメが本体とかみ合う構造になっていてなかなか外せません。

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横からマイナスドライバを突っ込んで無理やりこじ開けました。

持ち手の中のスイッチ裏側にある基板を外します。

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基板の裏にリミットスイッチが実装されていました。(写真は外したあとです。)

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外したリミットスイッチを分解してみました。

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リン青銅板のバネが破断していました。

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スイッチの型番DF-03Hでさがしても同じ部品は見つからず、Digi-Keyで似たようなものを探したところオムロンのD2Fというリミットスイッチがまったく同じ形状でした。壊れたスイッチはオムロンの製品の互換品でしょうか。オムロンのものは100万回の耐久性があるとのことなのですが。。

D2Fを検索するとマウスのスイッチ修理に使ったという情報が複数あったので、手持ちの使わなくなったマウスを分解したところアタリでした。

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マウスから外したオムロンのスイッチ(左)とダイソンから外したもの(右)

スイッチを駆動する金属板を入れ替えたあとの写真です。

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スイッチを交換して無事に修理完了しました。